Created
Sep 19, 2022 4:25 PM
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まとめてみたら元ツリーちょいちょい間違えてた
- 私たちには、頭の良さに加え、胆力が必要だ
- (ここでの)頭の良さ : 論理的思考
- 私たちが取り組んでいる問題はむずかしい
- VUCA / 複雑系 / 厄介な問題
- VUCA
- 複雑系
- 相互に関連する複数要因が、全体の性質や、性質から導かれる振る舞いを見せるが、全体としての挙動は個別要因からは明らかでないもの
- 厄介な問題(Wicked Problem)
- 決まった形も正解/不正解もない。検証がすぐにできず、完全な検証も成立しない。やり直しをし辛く、とれる解決策を列挙できるものでもないし、計画できる明確なオペレーションもない問題
- むずかしい問題は、曖昧さを抱えている(特に取り組み初期)
- 曖昧さ
- 問題の定義を単純にすることができない (状態がつづく)
- さまざまに捉えることができるが、捉えきれない
- 初期には大まかに捉えることしかできない
- むずかしい問題に取り組むには、曖昧さと向き合い、クリアする必要がある
- 曖昧さと向き合う, クリアする
- 問題の曖昧さを受け止める態度
- 問題は曖昧さを内包していて、単純に捉えることはできないのだと、柔軟に捉える
- 問題の曖昧さに向き合い続けられる忍耐力
- 定義や解答をしきれない状態でも、アプローチをしつづける
- 問題の曖昧さを超えられる突破力
- イテレーションにより問題の解像度と解決策の精度を高める実行力
- 多くの情報を処理して仮説を構築できる力
- 曖昧さと向き合える能力
- ネガティブ・ケイパビリティ
- 日本語訳はまだ無いらしい
- 胆力かな?押忍
- 胆力が低いと、曖昧さに耐えきれず、安易な定義/解答をしてしまう
- 安易な問題定義、解答では、問題を解決することはできない
- 多少の頭の良さ(論理的思考力)だけでは、曖昧な問題を安易に捉えてしまう
- 下手に単純化し、それっぽくできてしまう
- 結局はむずかしい問題を解くことはできない
- 頭のいい人が、曖昧さに対する自身の胆力の低さに気づけていない状態では、簡単か、複雑なだけの問題しか解けない人になってしまう
- スタートアップ, プロダクトデザイン, ソフトウェア, etc..に取り組む人に重要な能力
- 曖昧さの解消
- ❌ ”問題を明らかにしてから解決作業に入る” 逐次的/リニアなアプローチ
- 明確な情報から部分的に解決し、解決によって問題自体を明らかにするアプローチを繰り返し、全体を明らかにする
- 共感/理解→定義/明確化→アイデア作り→プロトタイピング→テストを多くイテレーションし、解像度を徐々に高める
- 大量のアイデアで外れる確率を減らす
- etc..
- デザインする人は、曖昧さに臆さず、不完全でもアウトプットを起点に対話と内省を
- 関連KW, 書籍
Volatility : 変動性 Uncertainty : 不確実性 Complexity : 複雑性 Ambiguity : 曖昧性
解決のために線状の因果関係に基づくフレームワークを設定するやいなや、そこに包摂されない外部要素が決定的に重要な役割を果たしてしまい、有効な制御が不可能になる。それぞれの要因は多数のフィードバック・ループによって重層的に規定され、それゆえ目標に対する手段の有効性を時事刻々と変容させる。問題解決のための手続きはそれゆえ普遍化不能で特異的・非線形的であり、したがって反証可能性という科学の条件を欠いている。そうした種類の問題を彼は「厄介な問題 wicked problems 」と定義する。 https://www.kidnext.design.kyushu-u.ac.jp/cdfr/lexicon/142/
不確実なものや未解決のものを受容する能力